1月7日 日曜日 「説教中」

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 「コラ! 正座せんかお前たち!!」

 「いや、正座しろと言われましてもね……ここ、宇宙ですし」

 「いいから正座せんかいアホンダラッ!!」

 「う……分かりました」

 ブラックホール爆弾を設置しようとしていましたら、いきなり宇宙人が乗っているらしいUFOが私たちの前に現れました。
 そしてその中から現れた銀色の小人……そう、まさに宇宙人オブ宇宙人みたいな奴が、大声を張り上げて私たちにここは自分の土地であると主張してきたのです。
 まさか宇宙という広大な空間でさえご近所問題に悩まされるなんて……。

 「おいお前ら! いったい何してくれてんねん!!」

 「ええっとその、ちょっとばかり爆弾を設置しようかなと」

 「爆弾!? おまえらんとこでは人んちの敷地に爆弾しかけてる事が普通なんか!? 許される事なんか!?」

 「いや、そういうわけじゃないですけど……」

 「じゃあなんでそんな事しようとするんや!? おかしいやろ!?」

 「はぁ……。でも、地球崩壊のピンチですし」

 「そんなん知らんがな! お前らの星がどうにかなるなんて事、知らんがな!!
  それじゃあなにか!? お前らのために、他の星々に生きる生命が消滅してもいいっていうのか!?」

 「そ、そこまでは言っていませんけども……」

 ああ、なんだか怖いなぁ。
 っていうかなんでこの宇宙人関西弁がちょっとまじっているの?


 「……どうでもいいに決まっているじゃない! あなたたちの星なんて!!」

 「なんやと!?」

 「お、お母さん!? なに言っちゃってくれてんの!?」

 争いを激化させるような事をさらりと言ってのけるのはやめてくださいよホント。

 「お前っ! もう一度言ってみぃやっ!!」

 「何度だって言ってやるわよ!! お前たちの星なんて、知ったことかぁ!!」

 「てめーっ! 表出ろや!!」

 宇宙空間においての表ってどこだ。

 「この宇宙の危機の時だって出てきやがらなかった何星人かが、世界救うのに口出そうとしてんじゃないわよ!!
  今までかやの外だったんだから、最後までかやの外でいなさいや!!」

 「な、なんだとっ!? そういう仲間はずれ酷いだろうがっ!!」

 なんだそれ。

 「というか今までのうのうと生き残っていられたのは私たちのお陰なんだからね!!
  それだけでも感謝してもらいたいわ!! 私たちがいなけりゃ、あんたなんかとっくにお陀仏なんだから!!
  だから、星ぐらいなんだ! 気前良くくれてやってもいいじゃないか!!」

 「そんなわけの分からない話されても、信じるわけないじゃろがい!!」

 それもまあ正論ですよね。

 「うっさい! 信じろっ!!」

 「ぐぎゃあああああっっ!!!!」

 「う、うわああああああ!!! お母さん宇宙人を殴っちゃった!?」

 やっぱり肉体言語は最上級のコミュニケーションツールですものね♪ ……ってまずいでしょそれは!?
 本気で惑星間戦争が目の前に…………。


 1月8日 月曜日 「宇宙人を従えて」

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 「ごふっ、げふっ、がふ……。マジごめんなさい。調子乗ってすみませんでした」

 「分かればよろしい」

 「さすがお母さんですね。宇宙人すべてをその鉄拳で黙らせるなんて。
  少しは丸くなれよお母さん」

 いつまで抜き身のナイフでいるつもりなのですか。割といい年の癖に。
 っていうか紀元前から生きてる癖に。


 「もう痛い目に会いたくなければ、私たちの邪魔すんじゃねーぞ? 分かったか?」

 「わ、分かりました。分かりましたけども……どうかそのブラックホール爆弾だけはやめていただけないでしょうか?」

 「だから止めるわけにはいかないってば!
  私たちの故郷、地球の明暗がかかっているんだってばよ!!」

 「し、しかしですね! この銀河には、私たちの故郷があるのです!!
  私たちだってあなた方のように、滅びなどとても許容出来ません!!」

 「だからそれは仕方がない犠牲だと諦めろと何度も……」

 いくら諦めろと言われてもそうはいかないと思うんですよね。普通は。
 私は宇宙人さんたちの言っている事は理解できますよ。
 まあだからと言って私の地球を滅ぼさせるわけにはいきませんが。
 お母さんもそういうシビアな状況を分かっていて、そんな酷い事を私たちの代わりに口を出してくれているんじゃないかな? 好意的に解釈すれば。



 「さ、最後まで私たちの話を聞いてください!
  だからですね、両者とも生き残る方法を模索しようと言っているのです!!」

 「そんな方法あるわけ……」

 「あ、あなた方はご自分らが銀河の中心部に到着する前に、銀河外周部が地球に触れる事を恐れておられなのでしょう!?
  ならば話は簡単です!! 私の船に乗ってお行きなさい!!
  私たちの船ならば、ワープ機能によってすぐさま銀河の中心部に飛べますよ!!
  銀河外周部が、地球に触れる前に!!」

 「そんな事できるの!?」

 「ええ、もちろんです! なにせ私たちの文明はあなた方より遥かに進んだ……ぶべらほっ!!」

 「そんな便利な物があるなら最初から言わんかっ!!」

 「お母さん!? 協力してくれるって言っている宇宙人殴っちゃダメでしょ!?」

 どこまで暴力的な感じで突き進む気なんだ。
 ジャイアニズムもいい加減にしなさい。


 「あ、ありがとうございます……」

 「ちょ、ちょっと!? 宇宙人さんもなにお礼言っちゃってるの!?」

 宇宙的なMなのか?




 1月9日 火曜日 「お母さんの調教」

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 「ほら! ビシバシ働きなさいよ!!」

 「は、はい女王さま!!」

 「……」

 大人の世界にはいろいろあるのは知っておりますが、だからといってお母さんにへこへことへつらう宇宙人を見ることになるとは
 まったく思っておりませんでしたよ。
 それにしてもすごいねお母さん。いまどきただ暴力の力だけで全てを従えようとするなんて。
 ひとりローマ帝国かお前は。

 「で、さっさとワープしてよ。そうしてもらわないと銀河の外周部が地球に触れちゃうでしょう?」

 「は、はい。もちろん分かっております。ただ少しばかり問題が……げぶはぁっ!!」

 「グダグダ言ってんじゃないよ!!」

 「す、すみませんです女王さま!!」

 「お母さん! あまり大した意味無く宇宙人を殴るのはやめてください!!」

 「しょうがないでしょ千夏? こいつらはね、まったく使えやしないクズなんだから」

 「いや……いくらなんでもその言い方は酷いと思うんですが……」

 「あ、ありがとうございます……」

 そしてその言葉に対してお礼を言うのも間違っていると思うんですけどね宇宙人さん?
 もーいや。なんだこの変態ワールドは。宇宙ってこんなんばっかしなのか?


 「で、少しの問題って何?」

 「じ、実はですね……ワープ装置にかけられたパスワードが分からないのです」

 「パスワードが分からない? あんたらの船なんでしょ!? そんなわけあるわけないじゃないか!!」

 「た、確かにそうなのですが! えーっとあの、昨日殴られた拍子にいろいろと記憶に忘却が出まして……」

 なるほど。お母さんの所為なのか。やっぱりというべきか。

 「ふーん、そうなの。じゃあ仕方ないね。ブラックホール爆弾を使うしかないね」

 「そ、それだけは! それだけはやめてください!!」

 「じゃあさっさとどうにかしなさい!!」

 「は、はい! 今必死に解析作業を進めております!! 明日にはかならず……」

 「明日!? それじゃ遅い! 昨日までになんとかしな!!」

 「ぐぎゃああっっ!!!!!」

 「ああっ! お母さんの鉄拳によって吹っ飛ばされた宇宙人さんがワープ装置に激突して……っ!!」

 や、やばいんじゃねコレ? 壊れちゃったら、宇宙人さんの故郷消滅決定じゃね?



 1月10日 水曜日 「パスワード」

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 「ええっと……確かこれがこうであれがああで、ここを繋げばきっと直って……」

 「ほら、早くしなさいよ。このままじゃいつまで経っても銀河の中心部につけないじゃない」

 「は、はい! すぐに修理しますのでもう少々お待ちください!!」

 宇宙人のUFOの中でお母さんが宇宙人をせっついております。お母さんがワープ装置を壊しかけたのに。
 なんだろうね。この光景は。ほんの少しばかり冷静になってみると、ここまで狂った景観はなかなかありませんよね。

 「あ、あの〜……ほんのお少し、お力添えをいただけないでしょうか?」

 「え? なに? 私たちに力貸せって?
  あんたらの船でしょ? だったらあんたらがどうにかしなさいよ」

 「へへえ……それはその通りなのですが……実は、ワープ装置に付けられたパスワードが、地球に馴染みのある名称であることまで思い出せたんです!」

 「地球の? なんでそんなものをパスワードにしたのよ」

 「今宇宙では空前絶後の地球ブームでして」

 そんなブームがあったのですか。ブームの中心である私たち人類はまったく気がつきませんでしたよ。

 「今ではどこの星でも、我先にと地球を征服しようとしているのですよ」

 そんな危機に私たち地球は晒されていたのですか。
 危機の中心である私たち人類はまったく気がつきませんでしたよ。
 知らない方が良かったけども。



 「だからですね、どうかあなたたちの言葉……地球言語の名詞をいくつか発声して欲しいのです。
  きっとその中にパスワードが……」

 「あんたねえ、いったい私たちの言葉がどれぐらいの数あると思っているのよ?
  日本語の名詞だけでも気が遠くなるんだからね!?
  国語辞典見た事あるの!?」

 宇宙人に国語辞典を見た事あるかって聞くのもどうかと思うんですけど。

 「と、とにかくお願いです! 力を……あなたたち達の言葉をお貸しください」

 「ホント仕方ないなあ……えーっとじゃあまず……『ギロチン』とか入力してみたら?」

 「ええっと『ギロチン』っと……ダメですね。パスワードとは違ったみたいです。
  他の言葉をお願いします」

 「じゃあ『電気椅子』」

 「電気椅子……ダメですね。これでも無かったようです。
  次の言葉をお願いします」

 「『絞首刑』」

 「お母さん!? なんで口から出てくる言葉全てが処刑方法の名称なの!?
  怖いよ!!」

 頭の中の辞書、いったいどうなっているんですか。




 1月11日 木曜日 「パスワードを探して」

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 「えーっと、『放置プレイ』!」

 「ダメですね……。次の言葉をどうぞ」

 「『目隠しプレイ』!!」

 「それもダメです。次の言葉をどうぞ」

 「『ピアスプレイ』!!」

 ええっとですね……今の状況を説明いたしますとですね、ワープ装置のパスワードを解くためのキーワードが、『処刑方法』『ローマの暴君の名』『有名殺人鬼』と続きまして、『何かしらマニアックなプレイ方法』というジャンルに移ってきております。
 どこをどうねじ曲げた思考回路を持てば、ワープ装置のパスワードにそれらの名前が使われていると思えるのでしょうか?
 不思議を通り越してただ純粋に気になります。誰か、お母さんの脳味噌を解剖してあげてください。




 「はあ……さすがに疲れてきたわ。もうやめていい?」

 「ど、どうかもうひと踏ん張りお願いします!! 本当にお願いします!!」

 ワープ装置が使えないとなると宇宙人さんたちの星が吹き飛ばされてしまう事になりますからね……えらい必死になってますよ。

 「でもさあ、もう疲れちゃったんだけど? 一向に当たる気配しないし」

 そう思うならもう少し当てる努力すりゃ良いのに。
 なんだよピアスプレイって。

 「お、お願いします! もうちょっとだけ……」

 「あの〜、宇宙人さん。なにかヒントみたいな物は無いんですかね?
  こういうジャンルなのかもしれないとか……。だって宇宙人さんがパスワードつけたんでしょ?
  そうだったら宇宙人さんの興味があるものぐらいしかパスワードにならないと思うんですけど」

 「う〜ん……私たちが興味あるものねぇ…………そうだ! ラーメンとか! ラーメンとかに今は興味あります!!」

 「宇宙人のクセにラーメンフリークなのですか……。ホント、宇宙どうなっているんだよ」

 「私が今特に押しているのは日清ですね」

 「しかもインスタント麺の方なのか。もうちょっと美味しい物食べろよ宇宙人」

 「ええっとラーメンって事は……『チャーシュー』とか?」

 「えー、ダメですね。それでも無かったようです。次のお言葉をどうぞ」

 「『メンマ』」

 「ダメですね」

 「『ナルト』」

 「ダメです」

 「『レンゲ』」

 「ちがうようです」

 「『ゆでたまご』」

 「ちがいます」

 「『筋肉バスター』」

 「ちがいます」

 「『滅べばいいのに』」

 「ちがいます」

 「『滅べばいいのに』」

 「ちがいま……」

 「『宇宙人なんて、滅べばいいのに』」

 「……」

 ああ……恐ろしい。ラーメンに関わる物を口にしていたはずなのに、何故宇宙人の滅びを願う言葉を口にしているのでしょうか……。
 というかもうちょっと協力してあげようよお母さん。




 1月12日 金曜日 「銀河の中心で見たもの」

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 「えーっと……『コーンポタージュ』」

 「……っ!? 正解です!! ワープ装置のロックが解除されました!!」

 「わーい♪ やったあ♪ さすがですよお母さん!!」

 あれだけ残虐非道な言葉ばかりを言っていたお母さんですが、さすがにその暗黒たる語彙が少なくなっていったのか、最後の方は普通の名詞ばかりを口にするようになっていました。
 そしてこの様です。なんの変哲も無いコーンポタージュという言葉が、ワープ装置のパスワードでした。
 普通に言葉を言っていけば、10時間後ぐらいにはたどり着けそうなパスワードじゃないですか。
 それをこんな数日も費やして……絶対的にこれはお母さんの責任だね。絶対にお母さんが悪いね。
 あとそれと、ラーメンが流行っているとか言っていた宇宙人も悪いね。


 「いやぁ……長い戦いだったわね」

 「なに良い汗かいたぜみたいな事言ってんのか分かりませんが、まあ良いですよ。
  これでようやく銀河の中心部に行けるのですからね」

 このままここで立ち往生してるほど、私たちはヒマじゃないんですよ。

 「よし! それじゃあさっそく出発よ宇宙人! もし何かヘマして銀河の中心に行き着けなかったら……滅ぼすからね!?」

 「わ、分かりました! さっそく出発いたします!!」

 こうして、お母さんからの脅迫に怯える宇宙人と共に、私たちは銀河の中心を目指して飛び立って行ったのでした。
 一体私たちの目の前に、どのような障害が立ちふさがるのでしょう。
 まさに神のみぞ知るといった所なのですね。

 私、神様だけど。敵も神様だけど。



 「わあああ!!?? 千夏! 見てみて! ついに銀河の中心部に!!」

 「おおっ! 早っ!! さすがワープ装置ですね!! 一瞬だあ!!」

 「よーし、行くわよ千夏! さっそく銀河の中心をぶっ叩きに行くわよ!!」

 「どうぞお母さん! 頑張って!!」

 もう私は何かする気も起きませんでしたので、そのまま全部お母さんにお任せしちゃいます。ホント頑張って。

 「ぎゃ、ぎゃああああー!!!!」

 「っ!? お母さん!? どうしたの!? 何があったの!?」

 宇宙船から出て行ってしまったお母さんの悲鳴がここまで届きます。
 もしかしてまた黒い星の民の刺客が!? こんな所まで邪魔しにきたというのですか!?

 「たくさんの……高倉健が」

 そうですか。銀河の中心部は高倉健で満ちていたのですか。それは新しい物理学ですね。
 高倉理論とでも名付けましょうか?

 「……っていったいどういう事ですか!? 私も外に出たい!!」

 「ち、千夏さん! 危険ですよ! 外に出るのは!!」

 「ゆ、雪女さん! そうは言いますがね、高倉健が!!」

 お母さんは一体何を見たと言うのですか。



 1月13日 土曜日 「不可思議領域」

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 「お母さんがー、高倉健に飲み込まれたー!!」

 「千夏さん! しっかりしてください!! というか気を確かに持って!!」

 「いや、でも! こういう時に気をしっかり持てるわけないでしょうが雪女さん!!
  銀河の中心には、高倉健が居たんですよ!?」

 ああ、もう……自分で言ってて何がなんだか分かりませんが。
 というかどういう事なのですか。一体何があったというのですか。

 「ああ、すみません。どうやらワープ先を間違えてしまったようですね……」

 「へ? ワープ先を間違えた?」

 私たちをここまで連れてきた宇宙人さんが、さらりと不祥事を告白してくれやがりました。
 おい。どういう事だそれは。説明してもらおうじゃないか。

 「ここは遥か銀河にあるという高倉健事象平原なのです」

 「あの、よく意味が分かりません」

 「つまり、ここは高倉健に満ちた空間だという事なのです」

 「ごめんなさい。説明聞いても良く分かりません」

 宇宙の謎という物がまたひとつ増えてしまったっぽいですけど、ここは気にしないように努めるべきなのでしょうか?

 「この宇宙は膨大でほとんど無限大の希薄で成り立っていますが……それでもやはり、宇宙の中で偏りという物が生まれてしまうのです」

 「偏り、ですか?」

 「ええ。ブラックコーヒーに粉砂糖を入れているようなイメージを持ってもらえば分かりやすいかと思います。
  ほとんどの砂糖は均等に溶け、コーヒーの中に広がっていくのですが、それでもわずかばかりの塊が、コーヒーカップの底に残ってしまうような」

 「……つまり、ここら一帯は」

 「はい。ご察しの通り、宇宙に置いて高倉健の存在が偏っている空間であるのです」

 「やっぱりわけが分からない!! 高倉健って偏る物なの!? というかなんで高倉健が複数存在しているんだよ!!」

 「ああ! あなたは高倉健がこの宇宙にひとつだけの存在だと思っていたのですか!?」

 「思っていたよ! それが常識だと思っていたさ!! 誰に教わるわけも無くね!!」

 「ふう……これだから地球人の物理学はダメなんですよね」

 こんな所でまさか人類全体の知識についてダメ出しされてしまうとは思ってもみませんでしたよ。
 というか私に文句言われても困るけどね。




 「……千夏さん」

 「ん? なんですか雪女さん?」

 「その……春歌さん、助けなくていいんですか? このままだと高倉健に圧死されてしまうんじゃ……」

 ああ、すっかり忘れてましたね。その人の事。
 …………放って置いてもいいんじゃないかな? 別に。









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