1月21日 日曜日 「宇宙人の宗教観」
「お母さん! ちょっと何してくれてんですかい!!」
「な、なにって……ただちょっとばかしおたまをいじっただけじゃない。そんなに怒らなくても」
「怒るよ! 壊してんじゃん!! 伝説の武器を、壊してるじゃんかよ!!」
「これは伝説の武器じゃありません。ただのおたまです」
「うわっ! そうやって誤魔化すつもりなのか!? あんなに伝説の武器だと持ち上げていたのに!!」
「伝説の武器っ!? はっ! 笑わせるんじゃないわよ!! こんなおたまじゃヤマアラシと張り合える程度よ!!」
「それは弱……いのかな? なんか基準が微妙だけど。ヤマアラシって」
数多くいる動物たちの中では割と強そうだし。ヤマアラシ。
「でも本当にどうしてくれるんですかお母さん……。これから私、どうやって戦えばいいんですか。
あの黒い星の民相手に」
「巻尺とかあげるから、これでどうにかしなさい」
おたま持って戦うより難易度上がってるじゃねえかよ。なんだ、巻尺って。
「おお! それは!! この全宇宙にその名を轟かせる奇跡の武器、『断罪せしおたま』じゃないですか」
「これを知っているのですか宇宙人さん!?」
しかしどうでもいいですが、断罪せしおたまってなんだよ。全然かっこよくない。
「ええもちろん知っていますとも。我々の星では神がこの世界を創造した時に使った重要なアイテムとして聖書にも出てきますからね」
「こんな物が活躍する創世記を持っておられるのですかあなたたちは……」
「神はさまざまな物をくべた鍋からひとつの豆腐を掬いだし、その豆腐を持ち上げた時に割れた一片が、私たちの星となったと信じられていたのです。
まあ、科学が発達した今の私たちの文化では誰も信じていませんがね」
「そりゃそうだろうな。というか科学が発達するまで豆腐で自分たちの世界が作られたと信じてたのか」
「土から人が作られたと思ってたあなた方よりはマシですよ」
……なんか痛いところ突かれたな。
「……! そうだ!! もしかして宇宙人さ
んの星の伝説とか神話とかに、このおたまを直す方法などが記されていませんか!?」
「おお……そう言えば確かにそのような記述があったような……」
「それは本当ですか宇宙人さん!? 是非その文言を私に教えてくださいませ!!
このおたまが無いと非常に困るんです」
「えーっと確か、我らの聖書にはこうかかれておりました……『おたまが壊れたら、100円ショップで代わりの買えば?』と」
「……え? それっていったい……」
「我らの聖書『主婦の友』、超絶節約術の項目第21番の言葉でございます」
「そんなの聖書にしてるのかおまえらは!?」
それに、別に超絶節約術ってほどのもんでもないじゃん。
1月22日 月曜日 「100円ショップを探して」
「さて……困った事に私たちの目的がふたつに分かれちゃったわね」
「へ? そんな分裂状態になってましたっけ? 私たち」
お母さんが何やら私の認識とは違う事を言い出しました。
なんかこの人、勝手にゴタゴタを作って楽しもうとしてるんじゃないでしょうね?
そういうのはすっごく迷惑なのですが。
「私たちは一刻も早く銀河の中心部に行かなければならない。
なぜならば、この銀河は私たちの母なる地球へと光速を超えるスピードで突き進んでいるから」
「そう言えばそういう事になってましたね……。
なんというか、あまり思い出したい事では無かったですけど」
「そして千夏は、銀河の中心部に到達する前に100円ショップに寄りたい。
ああ、どうしようかしら。すっかり私たちの目的意識が違ってしまいましたわ」
「おおい。ちょっと待て。なんですか100円ショップって。私は何しにそこへ出向かなければならないんだ」
「伝説のおたまを直すために」
「あの主婦の友に書かれていた事を信じるのですかお母さん!?
それにあれは直すじゃなくて買い換えるですよ!?」
「そこで私は考えました」
「なにをですか……」
「この地球防衛組織を2つに分けます!
片方は私を中心としたチームで、このまま銀河中心部へと向かいます!
そしてもうひとつは千夏を中心としたチーム! このチームは100円ショップに買い出しに行ってもらいます!!」
「どっちとも地球の防衛に携わっているはずなのに、何故か私たちの方だけただのパシリに見えるね本当に不思議だ」
「そういうわけだから千夏、あとはよろしくね」
「ちょ、ちょっとお母さん!? 本気なんですか!?」
私を無理やりこのUFOに積まれていたらしい小型宇宙船に乗せようとするお母さん。
なんだか酷く無理やりな気がします。
「はいどうぞ。これがあなたのチームの唯一のメンバーよ。楽しくやりなさいね」
「メンバーって……これ本物の兎になったウサギさんじゃないですか!!」
言いたかないですけど、今のウサギじゃ全然役に立たないですよ。猫の手でも借りたい時に、本当に猫を持ってこられた感じですよ。
まあ兎なんだけど。
「じゃあ頑張ってね~」
「ちょ、ちょっとお母さん!? 本気なの!?」
こうして私とウサギさんは、大宇宙に放り出されてしまいました。100円ショップ探しに。
……これは何かの冗談ではないのですか?
1月23日 火曜日 「宇宙交番」
「……っぷはぁっ!! あー、死ぬかと思った」
「うわっ、びっくりしたあ!!
……なんだウサギさんですか。あっ、体、もとに戻ったんですね」
「ああ、なんとかな。ちょっとやばかった。あの技は。
野生に戻りかけた」
「そうですか。私にはただの怠惰な生き方をしている飼い兎にしか見えませんでしたけどね」
あの姿からはとてもじゃないですが野生の匂いなど微塵も……。
「で、いつの間にか俺たちは小さい宇宙船に閉じ込められているわけなんだが……これはいったいどういう事だ?」
「どういう事って……もしかしてウサギさんは、ちっちゃい本物の兎になっていた時の記憶が無いのですか?」
「いや、うっすらと覚えてはいるんだが……何せ知性さえ普通の兎並みになっちまうからな」
「あー、なるほど。どおりであんなにわき目もふらず人参にかぶりついていたわけだ」
「兎なら当然のたしなみだろそれは」
「ええっとですねえ、今私たちは……100円ショップを探して宇宙を放浪中です」
「……宇宙に100円ショップはないだろ」
「だよねー!! そうだよねー!! そうに決まってるよねー!!
私もそう思ってたんだけどさー、タイミング逃したら言えなくなっちゃったんだよねー!!」
「というかもしかしてそれは、千夏のお母さんが千夏を逃がすために考えた口実なんじゃ……」
「私を逃がす? なんで?」
「そりゃあ銀河の中心部では何が起こるか分からないからじゃないか?」
「そんな優しさがある人間ならばひとり娘をここまで連れてこないでしょ」
「まあ確かにそうだな。この世で一番優しさという言葉が似合わないのがあの人だもんな」
こら。一応私の母親ですよ? なに言ってくれてるんですか。
まあ全面的に同意ですが。
「あっ、おい! 千夏! あれを見ろよ!! 前方に……交番がある!!」
「へぇ、交番が……交番!?」
おおう……もうそういう事ぐらいでは驚いたりしないけど、でもまるで道を尋ねてくださいといわんばかりの都合の良さ……。
関わるんじゃないと謎の本能が叫んでいるのは気のせいなのでしょうか?
1月24日 水曜日 「宇宙巡査」
「どうしましょうかウサギさん……」
「どうしましょうかって言われてもなあ。やっぱり目の前に交番があるんだから、100円ショップがどこにあるか聞いた方がいいんじゃないのか?」
「でもなあ。怪しいにも程がありますからねえ」
「確かに怪しいが……」
「これならまだそこら辺を歩いているようなおばあさんにでも道を尋ねた方がいいですよ。
その方が信頼できます」
「宇宙のそこら辺におばあちゃんが歩いているとは思えないがな。というかそっちの方が怪しいと思う」
それもそうですかね。じゃあやっぱり聞くしかないか。
「やっぱり宇宙巡査とかいるのかなぁ……」
「居るんだろうね。宇宙だし」
「普通の巡査とはやっぱり違うんですかね? 何かパワーアップしてたりするんですかね? 主に声量とかが」
「声量がパワーアップしててもただのうるさいおっさんにしか思えないけどな。
千夏にとって宇宙という名称がプラスされるという事は、イコール声量のアップなのか?」
「宇宙ボイスとかありそうじゃないですか。それで怒られたら銀河中にその声が響くとか」
「はた迷惑なボイスだな」
「はぁ……怖い人じゃなければいいけど。
えーっと、すみませーん! 誰かいませんかー!?」
私は意を決して宇宙交番の中にいるであろう人に向かって声を張り上げます。
あーあ。なんでこんな事しないといけないんだか。
ああ、そっか。これもみなお母さんの所為か。全部納得。
「フリーズッ!!」
「え!? えええ!?」
「動くなっ! 動くと撃つぞ!! 宇宙ピストルで脳漿ぶちまけてやるぞ!!」
「な、ちょ、ちょっと待って! いきなりなに!?」
私の声を聞きつけて交番から飛び出してきた警官の手には、しっかりとピストルが握られ、そしてそれは思いっきり私の頭の方向を向いておりました。
なんですかこれは。なんでいきなり拳銃を突きつけられなくちゃいけないんだ。
ああ、これも全部お母さんの所為か。
「お前ら……海賊どもだなっ!? ぶっ殺してやるぜ!!」
「ちょっと落ち着いてってば! 私たちはその海賊とやらなんかじゃありませんってば!!」
「信じない! そんな事言われたって信じないね!!」
「な、なんて疑心暗鬼……」
「疑心暗鬼……? そう! 宇宙疑心暗鬼!!」
「なんでも宇宙つければいいってもんじゃないでしょそれ……」
思考回路がお母さんみたいな人ですね。
そういう人は決して銃を持てるような職業に就いちゃダメだと思う。
これは宇宙法律でしっかりと取り締まらなくちゃダメだと思う。
1月25日 木曜日 「錯乱中」
「フリーズッ! 動くな!!」
「いやいやいや……だからですね巡査さん。ちょっとばかし人の話を聞いて欲しいのですが……」
「フリーズッ!! 動くな!! う、撃つぞ!!」
「ちょ、だから! 人の話を聞きなさいよ!!」
『バーンッ!』
「ぎゃー! 撃った! 本当に撃った!!」
「お、落ち着け千夏!! 弾は当たってないぞ! あさっての方に飛んでいっただけだ!!」
「び、びっくりした……。ってコラ!! いったい何してくれているんですか!!
いきなり撃つなよ!!」
「だからフリーズって言ってるじゃねえかよぉーっ! 人の話よく聞けっつうんだよ!!」
「人の話をよく聞くのはお前の方だろうが!! 私たちが海賊に見えるのか!? 本当にそう見えるのか!?
どうみたってちょっとばかし道を尋ねに来た一般市民にしか見えないだろ!!」
「宇宙の交番に道を尋ねに来る奴なんていねえよ! なんていったって宇宙でちょっと迷ったら、すでに死んでいるようなもんだからな!」
「あ、そうなの?」
まあ宇宙はあまりにも広すぎますもんね……。少し迷えばそれだけで遭難です。
「だから! 道を聞きに交番にたどり着いてくる奴なんて……いるわけがない! 絶対に海賊だ!!」
「だから海賊じゃないんですってば。もー面倒くせえ。言い訳するのも飽きてきたわ……。
っていうかさ、道を聞かれない交番って存在している意味あるの?」
「千夏……いくらなんでもそれは酷いだろ。交番の存在価値は道を聞くためだけだと思っていたのか?」
「え? 違うの?」
「それは交番って言わない。地図屋だ。
一応警察の手のものなんだから、近所の治安を守るためにいろいろやっているんじゃないのか?」
「ふーん。そうなんだ。治安を守っているんだ? その割には今まさに、まったく治安とは関係の無い事をやっているみたいだけど」
「コラーッ! ぺらぺら喋るのも禁止だ! 撃つぞ!!」
「……ダメですねウサギさん。彼、全然話し合いに応じてくれそうにありませんよ」
「確かにそうだな。全然話を聞いてくれそうにないな」
「こうなったら……力づくでやるしか無いですね」
「千夏……やる気なのか?」
「ええ。この加奈ちゃんから貰った伝説のおたまの力を試してやるには、もってこいの相手です!
ちょっとばかし壊れてはいますけど、伝説の名の付く程の武器。決して私たちの期待を裏切る事はないでしょう!!」
「だからお前ら何をごちゃごちゃ話して……」
「とりゃーっ!! 覚悟!!」
「うわーっ!! なにをするだぁーっ!!」
公務執行妨害とか言う言葉が頭をちらつきましたけど、世界を救おうとしている私にはそんなものもう怖くはありません。
ただ自分の正義のために、暴力であろうと無かろうと、貫いてやるまでなのです!!
「いててて……本官を殴るとは何事だきさまっ!!」
「あ、あれ? 全然効いてない?」
「まあ、おたまだしな」
「お前ら2人まとめて逮捕してやる!! 神妙にお縄を頂戴しろっ!!」
「う、うわっ! ちょっと逃げましょうウサギさん! こんな所で捕まってられないっ!!」
「千夏……俺たちは、どこで道を間違えたんだろうな。宇宙で警察に追われる事になるなんて」
まあ多分、道に迷った時から間違っていたんだと思いますよ。
2つの意味で。
1月26日 金曜日 「逃走中」
「くそう……みましたかウサギさん? さっきの通りを歩いていた人」
「ああ。私服だったが、間違いなく警官だったな。多分俺たちを探していたんだろう」
「くぅ……。この辺鄙な星ならなんとか撒けるんじゃないかと思っていたのに……」
「さすがは宇宙警察って所だな。きちんとこんな星にまで手が行き届いているらしい」
伝説のおたまを修理するために100円ショップへと向かっている私たちは、ひょんな事から宇宙警察に追われる事になってしまいました。
時間が無い私たちは捕まっていられないので実力行使で逃げ出したのですが……それが失敗だったのか、
こうやって逃走劇を繰り返すはめになってしまいました。
「それにしてもこの星……なんだか誇りっぽい星ですね」
「そうだな……。なんだか西部劇の中に入ったみたいな感じだな。建物もそんなにいい素材使ってなさそうだし」
「私たちの地球よりも文明レベルは低そうですねえ。あーあ。なんだか怖いところに迷い込んじゃったなあ……」
「というかさっさと100円ショップにたどり着かないと、地球がやばいんだけどね」
「別にいいんじゃないですかー? なんかさ、お母さんがひとりで全部解決しそうだし」
「まあそれは確かにありえるけども……期待しちゃいかんだろ」
「まあそうかもしれないですけどさー」
しかしそんな先の話をしても意味が無いんですよ。今はどうにかして警察の手から逃れなくては……。
…………はぁ。私たちはいつからこんな逃走劇を行わなくちゃいけなくなったんでしょうか。どこで道を踏み間違えてしまったんだか。
……多分私には非は無いと思いますけど。
「お嬢さんたち、警察に追われているのかい?」
「っ!? 誰ですかあなたはっ!?」
これからどうしようかと黄昏ている私たちの前に、怪しげな男が現れました。
妙ににやついた笑みを浮かべているそいつは、一目見ただけ堅気の世界に生きている人間では無いという事が分かりました。
「俺はちょっとした『逃がし屋』でねえ……もしよければ、警察の奴らから逃げるための道を教えてやろうか?」
「え……? それは願ったり叶ったりですけど……でもなんで私たちに逃走路を教えてくれるんですか?」
「くくくくく……っ。まあ、いいじゃないか。ちょっとした善意ですよ。気にするな」
「いや、めちゃくちゃ気になるんですけど……」
「……千夏。どうする? こいつ、めちゃくちゃ怪しいんだが」
「確かにウサギさんの言う通り怪しさ爆発ですけども。添加物無しの怪しさですけども。
でも今はこの人を信じるしか私たちには道は……」
「それもそうだな。仕方ない、か。
おいお前。その逃走路とやらを教えてくれ」
「ふひひ……ええ、もちろんお教えいたしますよ。
しかし……それには少しばかり条件があるんですが」
「条件? 善意でやってくれるんじゃなかったのか?」
「確かに善意ではありますが、それでも報酬を要求しても問題は無いんじゃないですかね? へへへへ……」
「……で、その条件とは?」
「その、壊れたおたまを私にくださいませえや」
「なっ、この伝説のおたまを!? そんな事出来るわけないだろう!! 俺たちはこいつを直すために……」
「別にいいですよ。はい、あげる」
「ってええええ~~~!!?? 千夏!? あげちゃうのか!?」
まあなんていうか……やっぱりこれ、いらないかなって。
1月27日 土曜日 「脱出」
「はいどうぞ。おたまです」
「いやっほーう♪ ついに伝説のおたまを手に入れたぜっ!!」
「お、おい千夏……本当にいいのか? おたまあげちゃって。これを修理するために俺たちは100円ショップに向かっているんじゃ……」
「ウサギさん。私、気付いたんですよ」
「気付いた……? 何にだ?」
「おたまなんかじゃ、世界は救えないって」
「おお、確かに。なんだかすっごく当たり前の事を教えてもらった気がする」
「でしょう? だからさっさとお母さんたちと合流しましょうよ。
最後の最後まで私と関係なしに話が進んでいくのが耐えられないのです」
「それもそうだな……。その方が有益かもしれない」
「そういうわけなので、さっさと私たちに逃走路を教えてくださいよ逃がし屋さん」
「ええもちろん。払うもの払っていただいたんですから、そりゃあもうきっちりと仕事させていただきますよ。
いいですか? よく聞いてくださいよ? ここから先にですね、『冒涜街』という名の町があるんです。
そこへですね、地下下水道を通って行くのです」
「ぼ、冒涜街ですか? なんだかえらく怖そうな名前なんですけど……?」
「無法者たちが集まって作った町なのです。そこでは良識などまったく意味をなさず、司法の手さえ届きません」
「ええ!? そんなところにいかなくちゃいけないんですか!? めちゃくちゃ危険じゃん!!」
「そういうところだからこそ、警察の手が届かないんじゃありませんか。
もう分かってないなぁ」
「しかしですね、捕まりたくないからってより危ないところに行くだなんて、頭が悪いとしか思えないんじゃ……」
「心配しなくても大丈夫ですよ。冒涜街の住民同士の合言葉があるから。
それを言えば、どんな奴らだって丁重に扱ってくれるはず」
「へ、へぇ……そんな便利な合言葉が。じゃあ教えてくださいよそれ」
「○○○(放送禁止用語)です」
「きゃー! 言えるかそんなのっ!!」
「言えるか言えないかの問題じゃないっての。○○○(ピーッ)なんだから仕方がないじゃない。
○○○(ピーッ)なんだから」
「こらっ! そんな言葉を連呼するな!! 人んちのサイトを閉鎖させる気かっ!!」
「いいじゃないか千夏。○○○(ピーッ)くらい」
「ああっ! ウサギさんも!! ダメだってばそんな言葉口にしちゃ!!」
そういう事を言っていいのは、洗車している時か先輩が三十路を超えた時の誕生日にしか使っちゃダメなんですよっ!!」
過去の日記